高尾山の風景
Route

高尾山・6号路:下山後3分でクラフトビールへ直行ルート

2026.05.20 東京都 · 高尾山 読了 約8分
Route Spec
難易度
初心者OK ●○○
標高
599m
所要時間
約2時間(往復)
距離
約3.8km
アクセス
新宿から約50分
下山後ビール
TAKAO BREWERY
おすすめ季節
春・秋(3〜5月、9〜11月)
服装
スニーカーOK

「山に登りたい」というよりは、「下山後の一杯のために、山に登りたい」。
もし、その気持ちに少しでも心当たりがあるなら、最初に行くべき山は決まっています。東京都・高尾山の6号路です。

高尾山は年間300万人以上が訪れる世界一登山者の多い山として知られています。その中で6号路は、登山初心者でもスニーカーで歩けて、しかも下山口から徒歩3分でクラフトビールにありつける、奇跡のような週末プランを実現できるコースです。

この記事でわかること

・なぜ6号路がビール好き初心者にとって最適なのか
・実際の所要時間とコース感覚
・山頂からの絶景と立ち寄りスポット
・下山後3分で行けるクラフトビールスポット「TAKAO BREWERY」
・服装と持ち物の最低限ライン

6号路を選ぶべき3つの理由

1. 沢沿いを歩くので、夏でも涼しい

高尾山には1号路から6号路、そして稲荷山コースまで複数の登山道がありますが、その中で6号路は唯一、ほぼ全区間が沢沿いに作られた道です。

森の中を流れる琵琶滝の水音を聞きながら歩くので、真夏でも体感温度は2〜3℃ほど低い。アスファルト舗装の1号路と比べると、空気が明らかに違います。緑に包まれた沢沿いの道は、東京にいることを忘れさせてくれる別世界です。

6号路の登山道

木漏れ日と水音に包まれた6号路の道。夏でも涼しく快適に歩ける

2. 階段地獄がなく、ゆるやかに登れる

高尾山で一番人気の1号路は、序盤からアスファルトの急坂が続き、運動不足の体には地味につらい。一方で6号路は土の道で、傾斜もゆるやか。一気に登る急坂がほぼないので、普段全く運動していない人でも、自分のペースで楽しく歩けます。

「登山ってしんどいもの」というイメージを覆してくれる、やさしいルートです。途中で休憩できるベンチもいくつかあります。

3. 下山後の動線が「ビールに最適化」されている

これが本題。6号路で下山すると、ケーブルカー清滝駅前に出ます。そこから徒歩3分の場所に、TAKAO BREWERY(高尾ブルワリー)という地元のクラフトビール店があるのです。下山→着替え→ビールまでの動線が異常なほどスムーズ。

実際に歩いてみた|タイムスケジュール

実際に5月の土曜日、新宿から電車に乗って行ってきました。参考にしてください。

08:45
新宿駅 出発(京王線・高尾山口行き)
09:35
高尾山口駅 着。準備して出発
09:50
6号路 入口(清滝駅左)出発。いきなり森の空気に変わる
10:20
琵琶滝(休憩スポット)通過。水が冷たくて気持ちいい
11:00
山頂(標高599m)到着。富士山が見えた
11:30
山頂で昼食&絶景を堪能(天狗焼きとお茶)
12:15
下山開始(1号路で下る)
13:25
高尾山口駅 帰還
13:28
TAKAO BREWERYで乾杯 🍺 — 汗が引いた瞬間の一口目は人生最高レベル

9時に新宿を出れば、14時前にはクラフトビールが目の前にある。これが0泊2日のリセット術の真骨頂です。

山頂からの絶景と立ち寄りスポット

高尾山頂(標高599m)

山頂は広い広場になっていて、晴れた日には富士山をはっきり見ることができます。東京スカイツリーや横浜のランドマークタワーが見える日もあります。ベンチが多く、のんびりとお昼を食べるのに最高の場所。

高尾山頂からの富士山

晴れた日の山頂から。富士山が手が届きそうなほど近くに見える

琵琶滝

6号路の途中にある小さな滝。修行の場として使われてきた歴史があり、神聖な雰囲気が漂います。夏場は特に涼しく、ここで少し休憩するのがおすすめ。

たこ杉・薬王院

1号路にある樹齢450年以上の老木「たこ杉」と、本格的な山岳寺院「薬王院」は、下山時に1号路を使えば立ち寄れます。御朱印も人気。

6号路で気をつけたいポイント

雨の翌日はぬかるみに注意

沢沿いの土道なので、雨の翌日は足元がぬかるみやすいです。スニーカーで行く場合は、汚れてもいい靴を選んでおきましょう。防水スプレーをかけておくとさらに安心。

夏季は「飛び石区間」が登場

例年7月〜10月頃、山頂直下の区間が「飛び石ルート」になります。沢の中の石をピョンピョン渡るアトラクション感覚のルート。ただしサンダルやヒールは絶対NGです。

週末は混雑する

高尾山は人気すぎて、土日の10〜14時はかなり混雑します。9時前にスタートする「早出」が最強の混雑回避策。朝の空気も清々しくて一石二鳥。

服装は「街着+スニーカー」でOK

「登山ウェアを揃えなきゃ」というハードルを取り払いましょう。6号路レベルなら、必要なのはこれだけです。

Style Point
「街中でも違和感がない服装」を目指すなら、ワークマンの「フィールドコア」シリーズや、ノースフェイスのアーバンライン(街着系)が相性◎。ガチな登山ウェアでなくても、機能性とおしゃれを両立できます。

下山後3分の聖地|TAKAO BREWERY

高尾山口駅から徒歩3分。京王線の改札を出て、川沿いに少し歩いた場所にあるのがTAKAO BREWERYです。

高尾山口駅周辺

高尾山口駅前。改札を出てすぐ川沿いを歩けばTAKAO BREWERYまで徒歩3分

飲めるビールと価格

常時8〜10種類のクラフトビールが提供されていて、IPAやペールエール、季節限定ビールまで揃っています。グラス1杯500円〜と、観光地にしては良心的な価格。

おすすめの飲み方

初訪問なら飲み比べセット(3種・約1,200円)がおすすめ。小さなグラスで3〜4種類が出てくるので、自分の好みを発見できます。下山直後の渇いた喉に、IPAの苦味がじんわりしみます。

営業時間と混雑状況

まとめ|6号路は「最初の山」の正解

登山未経験で「ガチ装備を揃えるほどではないけど、なんとなく自然に触れたい」「下山後の一杯のために汗をかきたい」という人にとって、高尾山6号路は最高のスタートラインです。

距離も時間もちょうどよく、下山後にはご褒美ビールが待っている。しかも新宿から50分で行けて、14時には帰りのビールを飲める。これほどコストパフォーマンスの高いリセット体験はそうそうありません。

週末の朝、電車に飛り乗って山へ。夕方にはクラフトビールで乾杯。
そんな0泊2日のリセット術、まず一度試してみてください。

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